皆さんこんばんは。
今日は家を建てる時にしかできない地震対策について書きたいと思います。
阪神淡路大震災の経験
僕は小学校4年生のときに阪神淡路大震災を経験しました。
親が新築の建売住宅を購入し、大阪から兵庫県に引っ越した年の冬でした。
同じ市内でたくさんの方が被災され、亡くなりました。
幸い家そのものは大丈夫でしたが、3階建ての我が家もガス・水道・電気のライフラインはストップ。
家具や食器棚も倒れ、壁際の勉強机も部屋のど真ん中まで移動していました。
妻も隣の市に住んでいましたが、家は半壊。しばらく体育館での辛い避難生活をしたので
今でも地震が来るとフリーズしてしまう程トラウマが残っています。
今後30年以内に巨大地震が発生する確率は?
前置きが長くなりましたが、昨今ニュースでも良く取り上げられている南海トラフ地震が今後30年以内に発生する可能性は何%だと
言われていると思いますか?
なんと70%もの確率だそうです。
ということは、これから家を建てる人達の多くは住宅ローンを返済するまでの間に巨大地震にあう確率が高いということです。
震災の被害規模
ちなみに阪神大震災では、約11万2000棟が全壊全焼、東日本大震災では約2万9000棟が全壊全焼し、多くの方が命を落とされました。
今後30年以内に起こるであろう南海トラフ巨大地震の被害規模は東日本大震災の10倍以上と言われています。
30万人以上の方が死亡し、約240万棟が全壊全焼すると想定されています。
まとめ
想像してみて下さい。
せっかく建てたマイホームが倒壊し、住宅ローンだけが残ったとしたら・・・。
自分の家はもう住めないのに、お隣さんの家は被害がなかったとしたら。。。
今マイホーム計画を進めている方は、地震対策について説明を受けていますか?
その会社の地震対策についての考えや対策を聞いて安心できますか?
対策がしっかりされている家ならば住んでいても安心が担保できるかもしれません。
家を建てるときにしかできないことがあります。
しっかりと地震対策をしている会社にお願いをすることも頭の片隅においておいてください。
次回は耐震等級について書きたいと思います。
タイトルは「実は耐震等級が高いからって安心ではない?」です。
ではでは